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春夏秋冬いつ行く?京都のインスタ映え写真はここで撮影しよう!

春夏秋冬いつ行く?京都のインスタ映え写真はここで撮影しよう!

 

歴史のまち、京都。
世界遺産に登録されている場所も多く、日本の古都を感じる寺院や町家にあふれています。
歴史的な建造物に華を添えるのが、季節折々の色彩豊かな自然です。
春は桜、夏は鮮やかな青葉、秋は紅葉、冬は雪と、どの季節も美しい風景を楽しめます。
今回は京都の町を歩きながら、インスタ映えも狙えちゃうおすすめスポットについてご紹介しましょう。

 

■春のおすすめ!満開の桜が楽しめる絶景スポット

京都の春は、桜の開花から始まります。
日本を象徴する花として知られている桜は、京都ならではの景色にぴったり。
歴史ある建造物と並ぶようにして撮影すれば、より美しい一枚となるでしょう。

・京都に行くなら外せない!「清水寺」と千本桜

清水寺では、3月下旬から4月上旬にかけてソメイヨシノやしだれ桜、山桜などの種類が境内のいたるところに咲き乱れ、その数は約1000本ほどだといいます。
春の京都は人気が高く、特に清水寺付近はお花見客で混雑するでしょう。
人が少ない時間に桜と清水寺のコラボレーションを撮影したいなら、早朝がおすすめです。
昼間の桜も美しいですが、ライトアップされた夜桜はさらに幻想的!
例年「夜間特別拝観」が開催され、通常18時閉門のところ、21時まで入門することができます。
奥之院から見える「清水の舞台」は、まるで桜に包みこまれて夜空に浮かんでいるかのよう。
京都の夜を楽しむデートにどうぞ。

・悠久のときに想いを馳せて…桜の社「平安神宮

平安遷都1100年を記念して明治28年に創建された平安神宮は、第50代桓武天皇を祀っています。
国の名勝地に指定されている庭園「平安神宮神苑」は、約20種300本が咲く桜の名所です。
谷崎潤一郎の「細雪」に登場する紅しだれ桜は空を舞うように咲くといわれ、熱狂的なファンもいるほど。
「栖鳳池(せいほういけ)」の水面にも桜景色が浮かび、朱に塗られた社殿と桜の淡いピンク色とのコントラストは圧巻です。
平安神宮では神前結婚式も挙げることができ、桜吹雪のなか愛を誓い合うカップルも多いとか。
和装での撮影にぴったりのロケーションですね。


■夏のおすすめ!緑に癒される京都の旅

京都の夏といえば、青もみじや竹林。
鮮やかな緑一色の景色に、気分も爽快になることでしょう。
夏の暑さを吹き飛ばす、マイナスイオンあふれるスポットをご紹介します。

・夏の特別拝観で青もみじを堪能!「瑠璃光院」

浄土真宗の寺院である瑠璃光院には、四季によってさまざまな景色を楽しむことができる庭園があります。
特に「夏の特別拝観」では、窓から見える植物が美しい景色を描く書院2階の大広間が有名です。
抹茶のように鮮やかなグリーンの青もみじが黒塗りの机に反射し、自然の中に放り出されたような静けさを感じられるでしょう。
書院前に造られた「瑠璃の庭」には、瑠璃色に輝くとされる苔が絨毯のごとく広がっています。
映え写真が撮れるのはもちろん、一人心を落ち着けたい時にもおすすめのスポットです。

・気分はかぐや姫!?嵐山「竹林の小径」

手入れされ真っ直ぐにそびえ立つ竹林の間を通れば、たどり着く先は平安の都かもしれません。
そんな気分にさせてくれる嵐山の竹林の小径は、野宮神社から天龍寺北門を通り、大河内山荘まで歩いて行くことができる通路です。
青々とした竹とそこから伸びた枝は天を覆い隠すほどで、緑色のなかに溶け込んでしまいそうな感覚を味わえるでしょう。
平安時代には貴族の別荘地として使われた場所で、優雅な雰囲気が漂います。
人力車で通ることもできるので、ぜひ和服姿で撮影してみては?


■秋のおすすめ!燃えるようなもみじが見たい

東福寺,もみじ

 

秋の紅葉が楽しめるスポットは全国にありますが、京都こそ「もみじ狩りの聖地」だという人も多いです。
美しい自然はもちろん、なんといっても歴史的建造物と紅葉のコラボレーションが魅力的ですよね。
京都ならではの景色を堪能するなら、こんなスポットに訪れてみてはいかがでしょうか。

・境内が真っ赤に染まる!「東福寺」のもみじ

臨済宗東福寺は、京都の紅葉スポットとして有名な場所です。
広大な境内に約2000本のもみじが植えられ、11月中旬から下旬にかけて真っ赤に色づきます。
本堂から普門院、開山堂をつなぐ「通天橋」からは、群生したもみじが燃え上がっているような景色を見渡せます。
天気の良い日に撮影した写真では青い空と真っ赤なもみじの対比が美しく、夕暮れ時に撮影すれば日本の秋らしい、静かでどこかもの悲しい雰囲気の写真が撮れるでしょう。
どちらもここでしか見ることのできない、自然美あふれる景色です。

・池に映る景色さえ美しい!?「東寺」

京都の文化財として世界遺産に登録されている東寺は、日本で一番高いとされる「五重塔」が有名です。
11月下旬から12月上旬にかけての紅葉シーズンは、五重塔のあたりがもみじで真っ赤に染まります。
五重塔ともみじを一緒に撮影する人も多いですが、五重塔の北側に位置する「瓢箪池(ひょうたんいけ)」に映り込んだ五重塔ともみじのシルエットを写真に収めるのが通(つう)だそう。
夜間にはライトアップも実施され、昼間とは違う幻想的な雰囲気も楽しめます。


■冬のおすすめ!雪化粧の京都を堪能しよう

京都は昔から冬の寒さが厳しいといわれてきましたが、最近は積雪量が少ないそうです。
だからこそ、雪が降った時はインスタ映えのチャンス!
寺院や町家など、京都らしい風景を訪ねてみましょう。

・まるで天国!?雪景色に浮かび上がる「金閣寺

修学旅行の定番スポットである金閣寺は、今さら行かなくても良いという人も多いかも。
しかし、雪景色のなかで見る金閣寺は、いつもより美しいと評判です。
真っ白な雪の上にたたずむ黄金の寺院は、神々しいまでの輝きを放ちます。
実は金閣寺は正式名称ではなく、舎利殿金閣」が有名なことからその名が通称として呼ばれるようになりました。
正しくは「鹿苑寺(ろくおんじ)」といい、室町幕府3代将軍足利義光が建てた山荘「北山殿」がのちにお寺となったものです。
金閣を中心に、建築物や庭園は極楽浄土をイメージして造られました。
雪景色の中で見る金閣寺こそ、足利義満が思い描いた理想郷の姿なのかもしれません。

・スピリチュアルな世界に引き込まれそう?「貴船神社

縁結びや心願成就の御利益があるパワースポットとしても有名な貴船神社には、赤い灯篭が立ち並ぶ石段があります。
神社へと続く道を照らす灯篭の上に雪が積もると、赤と白の神秘的なコントラストに。
1月中旬から2月末まで、土日・積雪のある日限定で20時までライトアップを実施しています。
不思議な世界へ導かれるような、幻想的な雰囲気を楽しめますよ。
周りの木々に降り積もった雪が灯篭の灯りに照らされて青白く光る様子も必見です。


■いつ行っても美しい!京都らしさを感じられるスポット

歴史的建造物や四季折々の自然も良いけど、せっかくなら京都らしい町家の雰囲気も写真に収めたい!
そんな人におすすめしたいのが、「八坂通(やさかどおり)」です。
八坂通とは東大路通から東へ830m、八坂の塔へ続く参道のことをいいます。
石畳の道に並ぶ古い町並みは「京町家(きょうまちや)」と呼ばれ、室町時代の建築様式が今に残っているスポットです。
この石畳と八坂の塔、京町家が一緒に映るようにすると、京都らしい風景を撮影することができるでしょう。
特に街灯やお店の提灯に明かりが点く夕方がおすすめです。
春夏秋冬、いつ行っても京都ならではの美しい景色が楽しめますよ。

 

 

京都に行くなら、季節に合わせて訪れる場所を選ぶのがおすすめ!
撮影ベストスポットも街のあちこちにあり、人気の観光地ではお店のスタッフから「ここで撮影してみて!」と教えてもらえる場合もあります。
人力車を利用すると、おすすめスポットで停車して撮影のサポートをしてくれることも!
車夫さんと一緒に映れば、旅の良い思い出になるでしょう。