発見のアトリエ~働き方と人生の楽しみ方を学ぶ~

日常で気になったあれこれを調査していきます!

オイリー肌の状態とは?要因や改善のための方法を徹底解説

「肌のテカリが気になる」「肌がべた付いている」など、オイリー肌の方は様々な悩みがあるはずです。
オイリー肌は吹き出物ができやすい、毛穴が詰まりやすい、メイクが崩れやすいといった様々な肌トラブルを招く要因となるため、改善策を施す必要があります。
今回は、オイリー肌の特徴をご紹介する他、オイリー肌になる原因や正しいスキンケア方法を解説していきます。
肌悩みを解消したい方、オイリー肌で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

 

■そもそもオイリー肌とは?

肌質は人によって違いがあります。
水分と皮脂のバランスが丁度良い人は普通肌です。
皮脂や水分が少ない肌は乾燥肌と言います。
オイリー肌の人は、どんな特徴を持っているのか解説していきましょう。

・皮脂が過剰に分泌された肌

オイリー肌は、皮脂が過剰に分泌される肌です。
皮脂は肌を守るために必要なものですが、過剰に分泌されるとテカリやべた付きを招き、毛穴の黒ずみや吹き出物といった症状を起こしやすくなります。
黒ずみは皮脂量が多い鼻や額にできやすく、放置すると肌が炎症を起こして吹き出物もできやすくなります。
トラブルを起こしたくないからと1日に何度も洗顔をしたり、ゴシゴシと擦るように洗顔をすれば、さらなる刺激を生んでしまうため、余計に肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。
皮脂によってメイクも崩れやすくなるため、正しい方法でケアをする必要があります。

・インナードライ肌との違い

オイリー肌と似たような症状を引き起こすインナードライ肌という肌質も存在します。
乾燥性脂性肌とも言われる肌質で、テカリやべた付きが気になる特徴があります。
そのため、自分がどちらの肌質なのか分からない方も中にはいるはずです。
しかし、インナードライ肌は皮脂の分泌が気になるだけではなく、乾燥も気になります。
鼻や額がべた付いているにも関わらず、頬が乾燥してガサガサしているといった状態であれば、インナードライ肌だと言えるでしょう。
一見すると同じような肌質をしていますが、インナードライ肌は乾燥している部分もあるため、間違わないように注意してください。
そして、ケアをする際にはそれぞれの肌質に見合った方法で洗顔やスキンケアをすることが大切です。

 

■オイリー肌になる原因とは?

オイリー肌になる原因は以下の通りです。

・皮脂を取り過ぎてしまう

皮脂が気になると取り除こうとして、あぶらとり紙や洗顔を頻繁に行うといった対策を施す方もいます。
しかし、皮脂は細菌やカビなどの侵入を防いで肌を守る役割も持っています。
必要以上に皮脂を取り除いてしまえば、かえって皮脂の分泌を促進させてしまうため、不要な刺激は与えないようにしてください。

・保湿が不足している

皮脂やべた付きが気になると、皮脂が過剰に分泌されているため、「保湿は必要ない」と独自で判断してケアを徹底しない方もいます。
しかし、肌の水分量が不足すればバリア機能が低下して刺激に弱くなってしまいます。
その結果、ニキビや吹き出物、湿疹といった症状を引き起こしてしまいます。
テカリやべた付きが気になるからと脂分を付けないようにしているのかもしれませんが、化粧水だけのケアでは水分が蒸発して水分不足に陥ります。
化粧水をつけた意味がなくなるため、水分が蒸発しないように乳液やクリームで蓋をしましょう。

・食生活の偏り

栄養バランスを考えない食生活は、オイリー肌を招く要因です。
揚げ物や肉料理、スイーツやスナック菓子などの脂分を多く含む食事は、オイリー肌を助長させてしまいます。
また、米やパンなど、主食ばかりを食べる生活にも注意が必要です。
過剰な糖質の摂取によって血糖値が上昇し、皮脂腺を刺激するインスリンの過剰分泌を招きます。
今一度、自分の食生活を見直してみましょう。

・ホルモンバランスの乱れ

女性はホルモンバランスの影響を受けやすいです。
例えば、思春期や生理の時期はニキビや吹き出物といった肌トラブルに悩む方も多くいるはずです。
これは、皮脂分泌を促すホルモンの働きが活性化するためです。
必要のない皮脂が分泌されてしまうので、頬のテカリやべた付きがより気になってしまいます。

 

■オイリー肌を改善するための方法

オイリー肌を改善するためにも、正しいケアのやり方を把握しましょう。
以下の方法を参考にケアをしてみてください。

・メイクはしっかりと落とす

メイクアイテムは油分がベースとなっているので、メイクをした日にはしっかりと洗い流すことが大切です。
また、外出をしてホコリやチリなども付着してしまい、加えて皮脂も混ざり合うため、メイクをしたまま就寝してしまうと、毛穴を塞いでしまいます。
黒ずみの要因にもなるので注意してください。
オイリー肌であると、元々皮脂の分泌量も多いため、毛穴詰まりを引き起こしやすいです。
メイクを落とさない状態が続けば肌トラブルを悪化させてしまうため、毎日のクレンジングは欠かせません。
ただし、リキッドオイルのクレンジング剤は、皮脂を取り過ぎてしまう危険性があります。
ジェルタイプのクレンジング剤を使用し、優しくメイクを落としていきましょう。

洗顔は「優しく」を徹底する

洗顔は「しっかりと泡立てる」が基本です。
摩擦は皮脂の分泌を活性化させる要因となるため、オイリー肌にとっては大敵です。
泡立てネットを使用してよく泡立ててから、優しく洗うようにしてください。
また、泡を洗い流すお湯の温度にも注意が必要です。
熱すぎるお湯を使用すると肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
ぬるま湯で洗い流すようにしてください。
洗顔後はタオルを使用して水気を拭き取りますが、その際も優しく拭き取るようにしましょう。
ゴシゴシ擦ってしまえば肌が傷ついて乾燥しやすくなり、皮脂の過剰分泌を招きます。
清潔なタオルを肌に優しく押し当てて水気を取り除くようにしてください。

洗顔後のスキンケア

洗顔後は、肌の水分が失われやすいので潤い補給が欠かせません。
まずは化粧水を使用して肌に潤いを与えましょう。
その後、乳液で水分の蒸発を防いでください。
インナードライ肌であれば、カサツキが特に気になる部分にオイルやクリームを使って脂分を補給しましょう。

・紫外線対策の徹底

紫外線を浴びると肌の水分量が低下してしまいます。
乾燥しないように皮脂分泌も過剰になるため、テカリやべた付きも気になってしまいます。
そのため、紫外線対策は常に徹底してください。
日焼け止め以外にも、日傘や帽子、サングラスや衣類で肌を守っておきましょう。
また、紫外線は窓ガラスを透過して部屋の中まで届きます。
室内にいても日焼けする可能性があるため、出かけない時でも紫外線対策は施すようにしてください。
遮光カーテンやUVカットフィルムの活用もおすすめです。

・生活習慣も大切!

スキンケア以外でもオイリー肌を改善する方法があります。
まずは、十分な睡眠です。
睡眠不足になるとホルモンバランスの乱れを引き起こします。
新陳代謝を悪化させる要因にもなるため、肌の水分と脂分のバランスが崩れてしまいます。
テカリやべた付きを引き起こすため、十分な睡眠をとることも大切です。
また、食生活の改善も心がけましょう。
油っこいものや甘いものは食べ過ぎないことがポイントです。
ビタミンB群やビタミンCは皮脂量をコントロールする働きがあるので、積極的に摂取すると肌トラブルを防ぐことに役立ちます。

 


今回は、オイリー肌の原因や対策について解説してきました。
テカリやべた付き、肌荒れなど、様々な肌トラブルを起こしやすいオイリー肌ですが、過剰な皮脂対策や乾燥が要因となるケースもあります。
べた付きが気になるからと保湿を徹底しないと皮脂の過剰分泌を招くので、適切な方法でスキンケアを行いましょう。
今回ご紹介した方法を試し、オイリー肌改善に役立ててください。