アプリ開発事業を行う会社は専業であることが多いですが、今回ご紹介する「株式会社ユニアース」は開発事業の他にインバウンド事業を手掛けています。
どのような取り組みを行っているのか、株式会社ユニアースの事業内容や特徴、代表取締役CEOである阪上浩也氏について詳しくみていきましょう。
■株式会社ユニアースはどんな会社？
Union（結合）とEarth（地球）を組み合わせた造語「UniEarth」が社名となっている株式会社ユニアースとは、どのような会社なのでしょうか？
・枠にとらわれない会社
株式会社ユニアースは、インバウンド事業とITソリューション事業を手掛ける会社です。
つまり、トラベル事業とアプリ開発事業を行っているということになり、異色といえるでしょう。
事業内容からもわかる通り、枠にとらわれない会社です。
しかし、どちらの事業でも共通しているのが、ITによる利便性の向上とおもしろさの追求です。
そこに可能性があるならとことん追求していくというのが、株式会社ユニアースの基本スタイルになります。
・成長を続ける会社
IT分野のエキスパートが集まる株式会社ユニアースでは、クライアントが抱える課題を解決するだけでなく、新たなサービスの提供にも努めています。
そのためには常に成長を続ける必要があり、それはスタッフ個人にも求められます。
株式会社ユニアースには、スキルアップを望み、チームワークを大切にし、会社の成長に寄与したいと考えるスタッフが集結しており、それゆえに会社としても成長を続けられているといえるでしょう。
■株式会社ユニアースの事業内容は？
株式会社ユニアースが手掛ける事業は次の6つです。
◎観光事業
◎ツアーガイド
◎翻訳・通訳
◎アプリソリューション
◎ウェブソリューション
◎ECサイトコンサルティング
多岐にわたる株式会社ユニアースの事業内容ですが、それぞれ詳しくみていきます。
・観光事業
旅行体験予約サイト「DeepExperience」の企画・開発・運営を行っています。
全国各地のディープな魅力を発見できるツアーや体験プランの申し込みが可能。
オリジナルなガイドツアーやアクティビティなどの情報発信をすることで、初めて日本を訪れる海外の人でも楽しめるようになっています。
・ツアーガイド
日本を訪れる観光客向けのツアーガイド事業も展開。
団体・個人のどちらにも対応しており、企画・販売はもちろん、プランの相談受付も行っています。
特に地元大阪は人気観光地の一つで、海外から多くの観光客が訪れます。
ガイドブックには載っていないようなオリジナルなツアー企画の提案が株式会社ユニアースの魅力です。
・翻訳・通訳
旅行体験予約サイト「DeepExperience」と並行して日本全国の旅行や観光に関するお役立ち情報を発信しているWebメディア「DEEPLOG」も運営しています。
記事内容は日本語であるため、英語・簡体字・繁体字・韓国語への翻訳と、英語・中国語・広東語・韓国語の通訳も事業として取り組んでいます。
・アプリソリューション
iOS・Android向けのアプリ開発事業です。
他にもタブレットアプリ、エンタープライズアプリなどの開発も行っています。
要望に応じて構想の段階からエンジニアやデザイナーが同席した打ち合わせを行うなど、クライアントに寄り添った対応が可能です。
・ウェブソリューション
Webサイト作成・システム開発・Webデザイン・プロモーションなど、トータルなサポートが可能。
運用や保守といったアフターフォローまで対応することでムダを省き、高い満足度を獲得しています。
・ECサイトコンサルティング
ECサイト作成・プロモーション・モール開設支援・クラウドファンディング支援など、ECサイトコンサルティング事業も手掛けています。
クライアントのビジネスに合わせてサイト制作プランを設定し、必要に応じたサポートが可能です。
デザイン制作や完成後の運用なども対応しています。
■株式会社ユニアースの特徴は？
インバウンド事業とITソリューション事業を手掛ける株式会社ユニアースは、設立から着実に成長してきました。
伸び悩む会社があるなかで、ここまで成長できたのはどうしてなのでしょうか？
株式会社ユニアースの特徴をみていきます。
・クライアントの課題解決力が高い
株式会社ユニアースはアプリ開発をはじめ、幅広い開発技術を持っています。
サーバー連動やBLE通信といった幅広い要望に応える技術力もあり、企画・開発・保守までワンストップで対応できるため、クライアントの課題解決力が高いといえるでしょう。
自社完結できるだけのスタッフが揃う株式会社ユニアースなら「ザックリとしたイメージしかない」「専門的なことはわからない」といった場合でもロスのない対応が可能です。
・風通しのよい社内風土
株式会社ユニアースの社内は上司部下、先輩後輩といった立場を取り払ったフラットな環境が整っているそう。
互いが認め合い、尊重し合える職場なのでコミュニケーションが取りやすく、働きやすい雰囲気ができています。
また、スタッフのワークライフバランスを考慮し、それぞれに最適な働き方をサポートするとしています。
全体的に風通しのよい社内風土が形成されているといえるでしょう。
・創造性と革新性を重視
インバウンド事業とITソリューション事業を手掛ける株式会社ユニアースで重視していることとして挙げられるのが「創造性」と「革新性」です。
常に模索・探求し、新しいものを生み出し、世の中の笑顔を増やせる組織を目指しているとのこと。
しかし、新たな価値を生み出すには新たな挑戦をするしかありません。
そのため、株式会社ユニアースでは失敗を恐れずに挑戦できるサポートをしています。
■株式会社ユニアースの基本情報は？
株式会社ユニアースの事業内容と特徴がわかったところで、基本情報をチェックしていきます。
【会社概要】
◎社名：株式会社ユニアース
◎所在地：〒530-0016大阪府大阪市北区中崎2丁目1-4 嶌野(シマノ)ビル7階
◎TEL：06-6292-6200
◎FAX：06-6292-6202
◎URL：http://uniearth.jp/
◎代表取締役：阪上浩也
◎代表世話人：杉浦佳浩
◎設立：2011年9月22
◎資本金：7,000,000万円
◎Facebook：https://ja-jp.facebook.com/uniearth.jp/
◎Wantedly：https://www.wantedly.com/companies/uniearth
【沿革】
2011年9月22日 株式会社ユニアース設立
2012年7月31日 「ソーシャルメディアマーケティングのプロ50社」「急成長 20代社長ベンチャー50社」に選出
2013年4月1日 公式サイトリニューアル
2013年7月5日 広島県、(株)野村総合研究所が主催する「Open Innovation Square in Hiroshima」にパートナー企業として参画
2015年6月1日 「注目の西日本ベンチャー50」に選出
2016年2月25日 大阪市北区中崎に事務所を移転
2019年5月21日 旅行体験予約サイト「DeepExperience Osaka」をリリース
2021年7月15日 旅行体験予約サイト「DeepExperience hiroshima」をリリース
2021年12月22日 完全子会社であるDeepExperience株式会社を設立
2022年4月4日 DeepExperience株式会社公式サイトをリリース
2022年5月11日 DeepExperience株式会社へ旅行体験予約サイト「DeepExperience」を事業譲渡
【主要取引先】
株式会社野村総合研究所
ナカバヤシ株式会社
東愛産業株式会社
株式会社トマトアンドアソシエイツ
有限会社オガワジュンゾウ・クリエイツ
ナツメ株式会社
公益財団法人 ひろしま産業振興機構
■株式会社ユニアース代表取締役CEO阪上浩也のプロフィールは？
株式会社ユニアースの代表取締役CEOは阪上浩也氏です。
どのような人物なのかプロフィールを確認していきましょう。
【経歴】
1982年 京都で生まれる。上京し大学進学するも1年で中退
2001年 東証１部上場エンターテインメント会社に勤務
2004年 インターネット事業を行う会社立ち上げに参画
2005年 青山でリラクゼーションサロンの経営をスタート。のちに海外へ
2011年 大阪にて、株式会社ユニアース設立
【座右の銘】
一日生涯
【起業までの道のり】
学生時代にはすでに起業の意志があったという阪上浩也氏。
しかしそこに具体性はなく、漠然としたものだったそうです。
とはいえ会社を立ち上げるならば永続的に続くものにしなければならないという思いがあったため、自分探しや勉強のために国内外のあらゆる業種にチャレンジしたそう。
・人の役に立つことがもっとも幸せなことである
様々な仕事に携わった結果、阪上浩也氏は人の役に立つことがもっとも幸せなことであるとの結論に至ります。
これにより、起業して何をしたいのかがハッキリした阪上浩也氏は、革新的かつワクワクする商品やサービスを人々に提供できる会社を立ち上げました。
それが株式会社ユニアースだったのです。
・「つながり」を提供して笑顔を生み出す
株式会社ユニアースでは当初、ITソリューション事業を行っていました。
まだ他にもやれることがあるのではという思いから、ITソリューション事業で培った経験とノウハウを活かした旅行体験ポータルサイト「DeepExperience OSAKA」を立ち上げます。
日ごろから人を笑顔にさせたい、笑顔を生み出す場を作りたいと考える阪上浩也氏が真っ先に思い浮かんだのが、ディズニーランドやUSJといったエンターテインメント空間です。
その空間と人とがつながれば自然と笑顔が増えるということから、インバウンド事業に参画したというわけです。
・つながりは全国へ
最初は拠点を置いている大阪からスタートした「DeepExperience」は、2年後に広島版をリリース。
インバウンド事業ということで、海外からの観光客をターゲットにした事業展開です。
この読みは的中し、順調に業績を伸ばします。
広島版リリースからわずか半年後には、株式会社ユニアース100%出資の子会社「DeepExperience株式会社」を設立するまでになりました。
代表取締役は株式会社ユニアース同様、阪上浩也氏が務めています。
その翌年にはポータルサイト自体を子会社へ事業譲渡し、さらなる充実ぶりを発揮しています。
■阪上浩也はSNSをやっている？
阪上浩也氏のSNSを調べてみたところ、いくつかアカウントが見つかりました。
代表取締役CEOとして忙しい毎日を送るせいか、全体的に更新頻度はあまり高くありませんでした。
しかし、阪上浩也氏が目指すものや考え方の一端がうかがえるような投稿が多く見られるので、興味のある人はぜひチェックしてみてください。
https://www.facebook.com/happiness1982
いくつか投稿もあり、見ることができます。
https://www.instagram.com/mugiwara.tabi/?hl=ja
麦わら帽子をかぶって全国を巡るというテーマのようで、阪上浩也氏の普段とは違った一面を見ることができます。
・X（旧Twitter）
https://twitter.com/Happiness_1982
こちらも麦わら帽子がトレードマークとなっています。
やはり「体験」が好きなようで、各地で様々な体験にチャレンジする阪上浩也氏を見られます。
今回は大阪でアプリ開発事業を行う会社のなかから「株式会社ユニアース（阪上浩也）」をご紹介しました。
インバウンド事業とITソリューション事業という、一見すると関連のなさそうな事業を行う株式会社ユニアースですが、事業内容や特徴、起業までの道のりなどを知ることでイメージが変わる人も多いでしょう。
今後も目が離せない会社の一つといえそうです。
