お店の営業案内や新商品のPRなどの手段としてよく使われるのが野立て看板です。
ネット広告やSNSでの情報発信が主流となりつつある時代において、果たして野立て看板は有用なのでしょうか?
そこで野立て看板について詳しく解説するとともに、京都府福知山市で野立て看板の制作・設置を行う「株式会社プロネット」の特徴や、代表である足立佑馬氏についてご紹介します。
■野立て看板のことなら株式会社プロネット!
道路に面して建てられた看板を「野立て看板」と呼びます。
交通量の多い道沿いや、交差点などに設置されているので営業案内や商品のPR、見込み客の誘導といった集客効果があります。
そんな野立て看板の制作を行っているのが株式会社プロネットです。
足立佑馬氏が務める株式会社プロネットは1991年に設立されました。
30年以上の実績と経験、ノウハウを基にニーズに合わせた看板制作を行っています。
■野立て看板ってなに?
株式会社プロネットが手掛ける野立て看板とは、そもそもどういったものなのでしょうか?
・野立て看板は「屋外広告」の設置方法の一つ
野立て看板とは厳密にいえば屋外広告の設置方法の一つです。
屋外広告とはその名の通り、屋外に設置されている広告全般を指し、次のようなものがあります。
◎突き出し看板:建物の壁面から道路側に突き出して設置された看板
◎屋上看板:建物の屋上に設置された看板
◎壁面看板:建物の壁面に設置された看板
◎駅看板:駅構内や駅前などに設置された看板
◎電柱看板:電柱に巻き付けるように設置された看板
これらの看板について、専用の敷地を設けて自立して建てられたものを野立て看板と呼びます。
・野立て看板には2タイプある
野立て看板の設置を検討する際にクライアント側が決めなければならないことはいくつかあります。
その一つが設置タイプです。
野立て看板の設置には、独立タイプと集合タイプがあります。
◎独立タイプとは
独立タイプとは、1枚だけの看板をその場に設置する方法です。
その場には他に看板がないのでとても目立ちます。
特にデザインにこだわらなくても見た人の印象に残りやすいでしょう。
ただしロケーション選びを優先するためどうしても費用が高くなりがちです。
◎集合タイプとは
一方の集合タイプとは、複数の看板をまとめて設置する方法をいいます。
多いところでは10枚近く設置してあるところも。
看板のデザインによっては注目されにくいため、メリットがないように感じる人もいるでしょう。
しかし集合タイプの特徴として交通量の多い交差点など、立地がいい点が挙げられます。
加えて費用はそれほど高くないため、看板のデザインにさえ注意すればコスパがいいかもしれません。
■野立て看板の種類
野立て看板は目的に応じてデザインや設置場所を検討します。
目的は大きく3つに分けられます。
◎お店を認知してもらいたい
◎商品をPRしたい
◎お客様をお店まで誘導したい
目的に合わせて看板の種類が変わります。
それぞれの特徴と違いを詳しくみていきましょう。
・お店を認知してもらいたい
道行く人にお店の存在を認知してもらうために設置する看板です。
欠かせないフレーズは「店名」と「業種」です。
どんなに目立つ看板でも、どういったお店で、何を扱っているのかがわからなければ集客効果は得られません。
視覚に訴えやすく、なおかつわかりやすい内容にする必要があります。
・商品をPRしたい
商品やサービスなどをPRするための看板です。
季節限定の商品や、ランチタイムだけのサービスなどをアピールすることで見た人の興味を引きます。
お店自体のPRも兼ねるので個性のある、デザインにこだわった看板が多いです。
・お客様をお店まで誘導したい
訪れるお客様をスムーズにお店まで誘導するために設置する看板です。
「この先の信号左折すぐ」「↑2.5km直進」など、看板の設置場所からお店までの道順や距離などを示します。
ポイントになるのはやはりわかりやすさです。
必要最小限の情報のみを載せることで見る人を迷わせないようにしなければなりません。
■野立て看板は本当に効果があるの?
目的に合わせてデザインすることにより、野立て看板は長らく集客効果の高い広告として認知されてきました。
しかし近ごろはネットやSNSといった新たなジャンルの台頭が目立ち、野立て看板は古い手法だとする声もあります。
野立て看板は本当に効果があるのでしょうか?
・目的に合っていれば効果はある
前述の通り、野立て看板には3種類あります。
ネット広告が盛んになっても、出歩く人がいなくなったわけではありません。
そのため、目的に合わせた看板のデザインと設置ができていれば一定の効果はあるといえるでしょう。
ただし、お店までの誘導看板を設置しているのに「道に迷ってしまった」「場所がわかりにくい」といった反応が多い場合は看板のデザインもしくは設置場所が適切でないおそれが。
設置時から看板周辺の道路状況などが変化することもあるため、定期的なチェックも必要です。
場合によっては設置位置やデザインの変更などを検討しなければなりません。
・組み合わせれば相乗効果を狙える
他の広告媒体と違って長く人の目に触れられる野立て看板は、一定の集客効果が期待できます。
とはいえ、それだけで十分とは言えないのが現実です。
ならば他の媒体と組み合わせてみましょう。
多くのお店では自社サイトやSNSにてPRを行っています。
そこに野立て看板を含めたPRを載せるようにすれば、お店だけでなく看板自体の認知度もアップするかもしれません。
相乗効果により来店客数の増加が見込めるでしょう。
■野立て看板にかかわる法律
野立て看板のいわゆる「看板」の部分は実はとてもシンプルなつくりをしています。
やろうと思えば自作も可能でしょう。
しかし実際に自作の野立て看板を設置しているお店はまずないといえます。
その理由は、野立て看板にかかわる法律が複数あり、野立て看板を制作・設置するにはそれぞれクリアしなければなりません。
その法律が次の4つです。
それぞれの法律について詳しくみていきます。
・道路交通法
道路沿いに野立て看板を設置する際にかかわってくるのが道路交通法です。
道路交通法では、道路の通行の妨げになるような工作物や物件の設置を禁じています。
野立て看板については道路使用許可を得ることで設置が可能に。
ただし、あくまでも道路沿いへの設置のみです。
看板が少しでも道路にはみ出している場合はさらに道路占用許可を得なければなりません。
・道路法
道路法は道路の維持や整備に関する法律です。
道路沿いに看板やノボリといった工作物を設ける場合には道路管理者から許可を得る必要があると定められています。
国道沿いであれば国土交通大臣、県道であれば都道府県知事が道路管理者となります。
・建築基準法
建物を建てる際に、建物そのものや土地に関して定められた法律が建築基準法です。
ビルの屋上や壁面に野立て看板を設置する際にかかわってきます。
建築基準法では高さ4mを超える看板を設置する際、工作物確認申請と構造計算書の作成が義務付けられています。
申請によって建築主事による確認済証の交付を受けなければならず、建物自体の工事後に完了検査の申請も行わなくてはなりません。
・屋外広告物法
屋外広告物法とは都市の景観や風景を守るための法律です。
野立て看板は屋外広告物であるため、この法律もかかわってきます。
制作・設置される看板については、地域ごとに総面積が定められており、万が一、オーバーする場合は屋外広告物の許可申請をしなければなりません。
もしも違反している場合は事前通知なしで即時撤去されることもあるので注意が必要です。
野立て看板にはいくつもの法律がかかわっており、すべてをクリアしなければ設置できません。
もしも無断で設置してしまった場合は法律違反となり、看板の即時撤去はもちろん、懲役や罰金が科せられることもあります。
野立て看板を専門に扱う会社があるのはこういった事態を防ぐためといえるでしょう。
■株式会社プロネットならトータルサポートが可能!
野立て看板の設置にはクリアしなければならない法律がいくつもあります。
それだけでなく、看板を建てるための土地の持ち主との交渉や契約も必要です。
ついデザインにばかり目が行ってしまいがちですが、野立て看板の設置は煩雑な作業の連続と言っても過言ではありません。
ロケーションが気に入っても土地の持ち主との交渉ができなければそれ以上は進められません。
株式会社プロネットでは野立て看板にかかわるすべての作業をクライアントに代わって行っています。
土地の交渉や各種申請、看板のデザインなどすべてを任せられます。
さらに、看板設置後のメンテナンスまでプランに含まれているのでプロの手による管理が可能です。
■株式会社プロネットの会社情報
野立て看板の設置をトータルサポートする株式会社プロネットの会社情報を確認しておきましょう。
・会社概要
◎社名:株式会社プロネット
◎所在地:〒620-0061京都府福知山市荒河東町175番地の2
◎TEL:0773-24-2837
◎FAX:0773-24-0185
◎URL:http://pronet.kurt.co.jp/
◎代表者:足立佑馬
◎設立:1991年4月
◎資本金:1,000万円
・事業内容
株式会社プロネットは野立て看板の制作・設置を行う以外にも、いつくかの事業を手掛けています。
看板事業のノウハウを活かした自社開発のスクロール型屋外広告「エスコートサイン」は最大で6画面の切り替え表示が可能です。
省スペースの看板としてはもちろん、イベント会場やサービス案内として幅広い利用ができます。
また、小型のキッチンカーである移動式販売カートも展開中です。
軽トラックで運搬できるほどのコンパクトなカートなので、場所を選ばずに営業できます。
設備は通常のキッチンカーと遜色なく、施錠も可能。
エスコートサインと移動式販売カートについてはこちらから詳細を見ることができます。
◎YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@with-kp3ke
■株式会社プロネットの代表は足立佑馬
株式会社プロネットは足立佑馬氏が代表を務めています。
経歴を調査しましたが、残念ながら情報を見つけることができませんでした。
プライベートは公表していないようです。
SNSのアカウントも特定には至りませんでした。
株式会社プロネットとしても、代表である足立佑馬氏個人としても公式アカウントは持っていないようです。
屋外広告の一つである野立て看板は、まだまだ現代にも通用する手法です。
目的に合わせたデザインや設置場所を見極められれば集客効果が期待できるでしょう。
京都府福知山市で野立て看板の制作と設置を手掛ける「株式会社プロネット」は足立佑馬氏が代表を務める会社でした。
設置場所の選定から設置後のメンテナンスまで一手に引き受けているので、野立て看板を検討している場合は相談してみてはいかがでしょうか。